「ペーパー空間とビューポートの使い方」について
当サイトでは、オートキャド(AutoCAD)の機能である「ペーパー空間」をテーマに色々と説明をしています。
ペーパー空間の概念、どんな使い方をすれば良いのか、そして具体的な操作方法はどうなのか、などなど。
このサイトを隅々まで読めば、オートキャド(AutoCAD)を操作する際に、少なくともペーパー空間については問題なく使いこなせる。
そんな有益なコンテンツを提供していきたいと思っているので、興味のあるかたはぜひ読んでみてください。
このページは基本的には新しい記事が上に並ぶようになっているので、最初から読みたい方には不親切かも知れません。
右側にある「カテゴリー」は上から記事の順番毎に並べているので、上から順番に読んで頂ければと思います。
ビューポートの設定をコピー
このカテゴリで取り扱うのは「ペーパー空間とビューポートの便利な小技」だったんですけど、ちょっと話が違う方向に進んでしましました。
仕事のやり方とかスキルアップとかの話をすると、結構長くなってしまいがちなので気を付けないと……
あまり小技とは関係のない話ではありましたが、どこまでのレベルまで到達したいか、というのは結構重要なことです。
オートキャド(AutoCAD)のプロとして仕事をしていくつもりであれば、一度じっくり考えても良いと思います。
自分のスキルに満足したところが、自分のプロとしての到達点で、悪い言い方をすれば限界になります。
それをどこに設定するのか。
どのレベルに到達しても満足せず、いつまでも成長を続けることが出来れば、それが一番良いんですけど。
時間は無限にあるものではなくて、時の流れは人を衰えさせるものでもあるので、なかなか上手く行かないんですよね。
なので、時間も意識しつつ自分のスキルを高めていくことをお勧めします。
例えば、1年後にはこんな状態になりたいとか、1ヶ月でコマンドエイリアスを全部見直すとか。
そうした自体的な数字があった方が、スキルアップも早くなる傾向にあるので、あわせて意識をしていきましょう。
と、また違う話を進めてしまいましたが……
今回から改めて、覚えておくとちょっと特をするような、便利な使い方をいくつか紹介していきます。
カテゴリー:便利な小技集
少しずつでも進化し続ける為に
前回はオートキャド(AutoCAD)を覚えていく基本的な流れについて少しだけ考えてみました。
機能を少しずつ知っていくことによって操作の選択肢が増え、ベストの操作方法に近づいていく。
そのステップを繰り返すことで、オートキャド(AutoCAD)のスキルは高まっていくはずです。
そしてある程度のレベルに達した時点で、特に作図する操作で戸惑ってしまうことがなくなります。
まずはそのレベルを目指して色々な知識を仕入れる訳ですけど、もちろんそこは終着点ではありません。
その先に進む為には、いままでの経験で獲得した「慣れ」をある程度捨てる必要がある、と私は思っています。
ちょっと大げさすぎる表現ですね。
今回も「ビューポートの小技集」と言うより、それ以前の考え方的な話になってしまいますが、もう少しだけお付き合いください。
カテゴリー:便利な小技集
AutoCADを覚えていく流れ
オートキャド(AutoCAD)の機能であるペーパー空間とビューポートについて、今まで色々と説明してきました。
基本的な概念と使い方、そして実際にオートキャド(AutoCAD)上でどのような動きをするのか。
そして実務でどのような問題が発生しがちなのか、さらにその問題の解決方法について、などなど。
色々と書いてきましたが、もうそろそろ「今まで書いてきた内容で充分」というところまでやって来ました。
ビューポートについて書くネタが尽きてきた、というのが正直なところではありますけど……
書くことがなくなるくらい色々と書いてきた訳で、それはそれで別に悪いことではないと思います。
ペーパー空間とビューポートの考え方と使い方、問題点とその解決方法。
これらをきちんと押さえておけば、実際の業務できちんとビューポートを使いこなすことが出来るはずです。
後は自分で実際に使いながら、少しずつ経験を増やしていく中で、もっと便利な使い方がないかを考えていくだけ。
まあ「だけ」というほど簡単なことではありませんが。
今まで使ってきたやり方がベストという訳ではないので、より便利な使い方を目指していくのは、プロとして当然のことですよね。
そうして少しでも便利に使いこなす為に、このカテゴリでは「ちょっと便利な小技」を幾つか紹介してみようと思います。
一般的には「Tips集」という感じでしょうか。
あまり多くないかも知れないし、既に皆が知っているようなやり方もあるかも知れませんが……
そんなことを気にしていたらあまり書くことが出来ないので、自分で便利だと思っているやり方を色々書いていければと思っています。
カテゴリー:便利な小技集
現状に不満を持つことの効果
オートキャド(AutoCAD)でペーパー空間とビューポートを使う際に、問題となりそうな点とその解決方法。
これをテーマにして色々と書いてきましたが、そろそろこのカテゴリで紹介したい内容もなくなってきました。
全体としてはもう少しだけお伝えしたいことがあるので、あとひとつカテゴリを作って話を進めていくつもりです。
この「問題点の解決方法」カテゴリもこれで最後ということになりますが、最後は少し雑談的な話をしようかと思います。
オートキャド(AutoCAD)のデータを、dxf形式のデータを経由して他のCADで開く。
これは結構便利な機能なんですけど、やはり全てが完全に変換される訳ではありません。
線などの図形はそのままのサイズで綺麗に変換されますが、文字や寸法などの設定項目が多い要素はなかなかうまく行きません。
まあ図形が変換できるだけでも充分に助かるんですけど……人間は基本的に欲張りですからそれで満足しないんですよね。
私も同じで「もう少し文字が綺麗に変換されれば良いのに」など、ちょっとワガママなことを考えてしまいます。
カテゴリー:問題点の解決方法
操作の選択肢を増やす為
ペーパー空間の内容をモデル空間に書き出して、それをdxfデータに変換して他のCADで開く。
この手順は確かに便利だけれど、毎回それをやるのは結構大変だし、あまり効果的ではない場合も多いです。
どのあたりが大変な作業なのか、という話を前回はしましたが、何となく大変さは伝わったでしょうか。
実際にやってみると、10回以上同じ操作を繰り返すのは、いくら仕事とは言ってもやっぱり苦痛だということが分かります。
もちろん苦痛だからやらないという単純な話にはなりませんが、あまり意味のない作業をすることだけは避けたいところ。
こうした手間のかかる作業は、本当に必要な時にだけやる、というのが理想ではないかと思います。
その為には、ペーパー空間の内容まで変換する必要があるのか、それともそこまでは必要ないのかの判断が必要です。
それはつまり、オートキャド(AutoCAD)のデータを変換して渡す相手が、どんな用途で使うのかを知るということ。
作図された図形を利用してさらに作図をしていくのか、図面を重ねて何かのチェックに使うのか。
用途は色々とありますが、その用途によってどんなdxfを作成するのかを決める、というのが効率的じゃないかと思います。
そんなdxf変換の最後として、なぜあまりお勧めできないモデル空間への変換を紹介したのか、という点を今回は取り上げてみます。
カテゴリー:問題点の解決方法