「ペーパー空間とビューポートの使い方」について
当サイトでは、オートキャド(AutoCAD)の機能である「ペーパー空間」をテーマに色々と説明をしています。
ペーパー空間の概念、どんな使い方をすれば良いのか、そして具体的な操作方法はどうなのか、などなど。
このサイトを隅々まで読めば、オートキャド(AutoCAD)を操作する際に、少なくともペーパー空間については問題なく使いこなせる。
そんな有益なコンテンツを提供していきたいと思っているので、興味のあるかたはぜひ読んでみてください。
このページは基本的には新しい記事が上に並ぶようになっているので、最初から読みたい方には不親切かも知れません。
右側にある「カテゴリー」は上から記事の順番毎に並べているので、上から順番に読んで頂ければと思います。
図面の連続印刷をする方法-3
オートキャド(AutoCAD)で作図した図面を連続印刷する、という話を今までしてきましたがそろそろ手順は終わりになります。
まずは、図面1枚につき1つのペーパー空間を作成し、そのペーパー空間をどのように印刷するかのページ設定を作成。
そして連続印刷をしたいペーパー空間を複数選択して、「選択したレイアウトをパブリッシュ」をクリック。
前回はそこまで説明をしてきましたので、今回はパブリッシュの具体的な手順を取り上げてみたいと思います。
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図面の連続印刷をする方法-2
前回は連続印刷をする為に、まずはペーパー空間のページ設定を作成する手順を紹介しました。
細かいページ設定が完了したあたりで説明が終わってしまいましたので、今回はその続きを説明していきます。
前回はこの設定画面で「OK」をクリックしたところで、「OK」をクリックすると以下のような画面に戻ります。
「PDF印刷」というページ設定が作成されているのが確認出来たら、この画面も「閉じる」をクリックして閉じましょう。
ここまでで、ペーパー空間の印刷設定は完了になります。
これは通常の印刷画面からでも作成出来ますので、わざわざページ設定画面を出す必要はありませんが、手間はどちらも同じです。
今回は分かりやすさを重視して、ページ設定からの設定を説明しました。
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図面の連続印刷をする方法-1
最初に設定されていたペーパー空間をコピーして名前を変更し、ビューポートの表示範囲を変更する手順を前回は説明しました。
これで図面2枚分のペーパー空間が作成された訳ですが、サンプル図面は全部で6枚分あります。
なので、同じ操作をあと4回繰り返す必要がありますが、同じ手順を繰り返し説明しても仕方がありません。
オートキャド(AutoCAD)の操作練習も兼ねて、まずは一式ペーパー空間の設定をやってしまいましょう。
……
そうして作成されたペーパー空間が、以下のような「1」から「6」までのタブとして並んでいます。
ペーパー空間の設定としてはこれで大体は完了ですが、これらの図面を一括で連続印刷処理する、というのが本来の目的です。
今回はこの状態から連続印刷する為に、さらに必要な手順について説明をしていきたいと思います。
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ペーパー空間をコピーして表示調整
ペーパー空間のレイアウトを整えて、連続印刷が出来る状態に設定をする、という話を前回から始めました。
その為に必要な前準備として、まずはレイアウトを作成していくところから説明をしています。
前回はペーパー空間の名前を「レイアウト1」からシンプルな「1」に変更しましたが、今回はその続きです。
ペーパー空間をコピーして、その名前を変更し、その後でビューポートの表示設定を修正する。
そんな手順で説明をしていきたいと思います。
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ペーパー空間の名前を変更する方法
前回は、1つのオートキャド(AutoCAD)データに、図面の数だけペーパー空間を作るメリットを紹介しました。
いや、そうしなかった場合にどんなデメリットがあるかを紹介した、と書いた方が正解かも知れません。
今まで何度も書いている気がしますけど、このやり方が最高でそれ以外は論外、みたいなやり方は存在しません。
それぞれのメリットなどを比較しつつ、出来るだけ効率の良さそうなやり方で図面をまとめていく。
これがオートキャド(AutoCAD)のプロに求められることで、それを考えるとペーパー空間毎に図面は1枚かなと思う訳です。
私がこのやり方をして便利だと感じているのが、ペーパー空間を複数選んでそれを一括で印刷処理出来る点。
これだけでも、諸々のデメリットを吹き飛ばすことが出来るのではないか、と個人的には思っています。
連続印刷処理というのは、作図する側ではなくオートキャド(AutoCAD)が色々な処理を頑張ってくれる機能です。
つまり、作図する側である我々の負担が減って、印刷に掛けるはずだった時間が短縮出来るということ。
もちろんオートキャド(AutoCAD)に自動的にやって貰うには、それなりの手続きが必要になります。
しかしその手続きが出来てしまえば、作業の効率はかなり上がるはずなので、是非とも一度試してみて頂きたいです。
と言うことで、これから連続印刷をする為に必要な手順について、順番に説明をしていこうと思います。
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